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2007年07月27日

猛暑に 本当に怖い 脳梗塞 とは

血行力学性脳梗塞 なんだ? 本当に怖い 感じがするよ。
就寝中に強い尿意のせいで一晩に何度も目を覚ますため、寝る前の水分を極力控えるようにしました。
それから半年後の夏、クーラーは寝入りばなの1時間だけと決め、朝は汗びっしょりで目覚めていました。
ところが、ある朝、起き上がって歩き出した時、なぜか左腕がしびれて力が入らなくなり、その後も足がもつれてうまく歩けないなどの症状に襲われるようになります。
(1)左腕のしびれ
(2)足がもつれる
(3)意識障害

「血行力学性脳梗塞」とは、いわゆる脳梗塞の一種。
動脈硬化を起こし狭くなった脳の血管内で、血栓が詰まっていないにも関わらず血流が途絶え、細胞が壊死してしまう恐ろしい病です。
夏の猛暑の時期、最も気をつけなければならない脳梗塞のパターンなのです。

一体、なぜなのでしょうか?
通常、私たちは多くの水分を息や汗とともに身体の外に排出しています。
しかし夏はこの量が激増、脱水症状になりやすい。
汗の元は血液の水分。汗をかけばかくほど血液中の水分は減り、血液はドロドロの状態に。

なのに、夜中トイレに起きないよう、寝る前の水分補給を控えたこと、これは自殺行為です。
その結果、血液の濃縮にいっそう拍車がかかってしまったのです。
極度にドロドロになった血液がなんとか流れている状態でした。

通常、起き上がったとき、脳を流れる血液の量は一時的に減少しますが、すぐに回復します。
ところが血液の濃縮が進んでいたため、血液が脳にいく圧力を維持できず、就寝中はかろうじて維持されていた脳の血流が完全にストップ。
ついに脳梗塞を引き起こしてしまったのです。
このように朝、起き上がったときに決定的な事態を招くことが多いのが、この病の最大の特徴です。

就寝前1時間以内に水分をとると寝ているときに尿意をもよおすという話を聞いたことがあります。
水分を上手にとって、こわ〜い病気から身をまもりたいものです。


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