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2008年06月03日

メタボリックシンドロームと腎不全の関係

メタボリックシンドロームから腎不全に!
メタボリックシンドロームが心臓疾患や脳血管障害に関係があることはよく知られている。
しかし、メタボリックと腎機能とはどんな関係があるのか?
乱れた生活習慣で年々体重が増え続け、メタボリック体型になった患者の話。
血圧は少し高め、HDLコレステロールもやや悪く、メタボリックシンドロームと診断されたが、血糖値、中性脂肪ともに正常の範囲内だったため、安心していました。
しかし、気になる症状が・・・次第に重くなって
(1)足のむくみ(2)だるい(3)多尿(4)頻尿
(5)だるさが取れない(6)朝から足がむくむ(7)むくみが消えない
そして、 腎不全と診断されることになる。
「腎不全」とは、腎臓の機能が低下し、血中の老廃物が排泄できなくなる病。
体内の血液を全て機械でろ過する人工透析を受けなくてはいけなくなります。

腎臓には、血液をろ過し、老廃物や塩分を取り除く重要な役割があります。
また、赤血球を作るホルモン、エリスロポエチンを作り、全身に酸素を行き渡らせる、血圧を調整するといった生命維持上で重要な働きをする臓器なのです。
腎臓の機能は年齢とともに低下していきます。
しかし、腎臓の機能を急激に低下させる要因が彼女にはありました。
メタボリックシンドロームは、高血圧、高血糖などが原因で全身の血管に動脈硬化を誘発させます。
腎臓にある糸球体には血管が無数に存在しますが、この一つ一つが動脈硬化を起こすことで、ろ過する能力が低下し、腎機能が低下します。
彼女の場合も、腎臓の機能は60%以下に低下し、慢性腎臓病になっていました。
この慢性腎臓病は、メタボリックの人は、正常の人に比べ発症の危険性が、2.2倍にのぼるというデータがあります。
しかし、腎臓も“沈黙の臓器”で、この程度でははっきりとした症状が出ません。
腎機能はさらに悪化し、ついに30%にまで低下した時点で、あの「足のむくみ」という症状が現われたのです。
さらに病が進行し、尿の量が多くなる「多尿」や、回数が増える「頻尿」、赤血球の不足による「だるさ」といった症状が現われました。
ようやく病院を訪れた時点では、腎機能は15%以下と回復不能なレベルにまで達していました。
現在は、毎週3回、透析治療を続けています。
メタボリックシンドロームを甘く見ると、大変なことになりますよ。




癒されますよコレ!
   



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