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2008年06月05日

慢性腎臓病と心筋梗塞との恐ろしい関係

慢性腎臓病の人は心筋梗塞になる可能性が極めて大きい。
健康診断で尿にたんぱくが出て、再検査を受けたところ、初期の慢性腎臓病と告げられた患者の話です。
食生活を改め、適度な運動を指導されたが、インターネットで調べ、腎臓病特有の症状の“疲れ”や“むくみ”がなかったため、慢性腎臓病をすっかり忘れていた。
ところが・・・
(1)突然の胸の痛み に襲われ・・・なんと帰らぬ人に!
心筋梗塞でした。

<なぜ、慢性腎臓病から心筋梗塞に?>
「心筋梗塞」は、動脈硬化などが原因で心臓に血液が送られなくなり、心臓の筋肉が壊死し、最悪の場合、死に至る恐ろしい病です。

最近、心筋梗塞と慢性腎臓病が、深く関わっていることが判明しました。
慢性腎臓病の人は、2倍近い確率で、心筋梗塞を発症していたというデータがあります。
塩分の過剰摂取により、血液中の塩分濃度が高くなると、薄めようと周囲の細胞などから血管内に水分が取り込まれる。すると血管の壁がひろがり高血圧の状態になる。
この状態が、腎臓内の糸球体の血管にも及び血管の圧力が上昇し、腎臓に傷をつける。
間違った生活習慣は、しらないうちに重要な臓器を傷つけます。
腎臓の機能が低下すると、血液中に様々な老廃物が溜まり、血管の内皮細胞を傷つけてしまいます。その結果、全身の血管で動脈硬化が進行。
そして、ますます腎臓の機能も低下し、動脈硬化も進むという悪循環に。
ついには心臓の冠状動脈で血栓が発生。心筋梗塞を起こしてしまったと考えられるのです。
心筋梗塞は、腎機能が50%を下回った時点で起きやすくなる。
しかし、腎臓病の症状が顕著に出るのは、腎機能30%以下で、症状が出始めるかなり前に心筋梗塞を起こしてしまう可能性があるのです。アメリカの調査では、慢性腎臓病患者の4人に1人が、心筋梗塞などで死亡していることが報告されています。






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