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2008年06月18日

微小血管狭心症って怖いの?

微小血管狭心症って何?
心臓がドキドキし急に胸の圧迫感に襲われました。深夜に帰宅し、遅い夕食を摂ろうとした時のこと。
3ヵ月後、今度は喉が圧迫される感覚に襲われました。
その異変を更年期障害の症状だと思い市販薬を飲んでいた女性の話です。
気になる症状の経過は・・・
(1)胸の圧迫感 (2)喉の圧迫感
(3)再び胸を圧迫感が襲う (4)胸の痛み

「微小血管狭心症」とは、心臓の筋肉の中にある細い血管が狭くなり、一時的に血流が滞ることで胸の痛みなどを引き起こす病です。
血管が狭くなることに深く関係しているのが、なんと女性ホルモンです。
女性ホルモンは、45歳から55歳の閉経前後に、急激に減少します。
いわゆる更年期と呼ばれる時期ですね。
主に卵巣から分泌される女性ホルモン・エストロゲンの重要な役割は、卵巣自身に働きかけ、その細胞から卵子を作り、排卵の準備をすることです。
さらに、血管の太さを拡張し、血管の内膜が傷つかないよう保護するもう一つ大切な役割があります。
そのため、更年期以前の女性ホルモンが出ている間は、女性は心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患など血管の病になりにくいと言われています。
しかし、更年期を迎え、女性ホルモン・エストロゲンが減少すると、血管が徐々に収縮し、詰まりやすい状態になり、微小血管狭心症は起こりやすい状態に陥りやすい。
もちろん、更年期の女性すべてが、この病になるわけではありません。
彼女の原因は…ストレス。
几帳面な彼女は、非常にストレスを感じやすく、自らストレスを溜め込んでいたのです。
強いストレスがかかると、交感神経が刺激され、血管が収縮します。
心臓の細い血管が、エストロゲンの減少で狭くなり、ストレスの影響で、さらに狭くなった結果、血流が滞ってしまったのです。
身体の異変は、心臓の細い血管が詰まり、酸素不足に陥ったことが原因でした。
この病は、比較的新しい概念のため、認知度が低く、検査で見過ごされることも多い。
更年期障害でも、動悸や息切れなどの様々な症状が出ます。
しかし、すべて更年期のせいと考えるのは、その陰に心臓の病が隠れていることもあるので本当は怖いのです。
最近では、副作用の少ないホルモン補充治療もあります。






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