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2008年07月23日

物忘れは、精神的な病気 老年期うつ病!!

物忘れは、精神的な病気なの? え?老年期うつ病!!
もうろくしたな・・・なんて言葉もうないかな?
半年前に夫と死別、生真面目な女性の実例です。
ある日、娘婿の名前をど忘れして、それから半月後、肩こりを感じるよう。。。
様々な症状、異変が彼女に襲いかかりました。
(1)物忘れ (2)肩こり(3)食欲不振(4)不眠
(5)片付けられない(6)趣味をやめてしまう

「老年期うつ病」とは、その名の通り、高齢者に起きるうつ病のこと。
しかし、最悪の場合、自ら命を絶つこともある心の病です。

発症の引き金となるのは、何らかの「大きな環境の変化」でこの患者さんの場合は、夫の死による喪失感が原因だったと考えられます。

とはいえ、誰もがこの病になるわけではありません。
大きな要因は性格、なんと生真面目で几帳面な人ほど、環境の変化によるストレスをまともに受け、この病を発症しやすいのです。

最悪の事態を招かないために、出来ることは、この病の3つの特徴を知り、早期発見すること。
第1の特徴は、物忘れなど認知症によく似た症状が出ること。
脳で様々な情報をやり取りする神経伝達物質が減少し、脳の機能が低下してしまいます。
第2の特徴は、肩こりや食欲不振、さらには不眠といった体の異変が現れること。
脳の機能低下は、内分泌系や自律神経などにも大きく影響を与え、内臓など全身の様々な異常を招いてしまうのです。
第3の特徴は、きれい好きな人がズボラになる、趣味を突然やめてしまうなど行動の変化。
この興味があったことをしなくなる行動の変化が、この病の最も重要なサインなのです。

老年期うつ病は、「物忘れ」や「肩こり」といった年をとれば誰にでもおきやすい症状から始まるため、見過ごしてしまう人が多いのです。
この病気は、抗うつ剤の投与で容易に克服できます。

現代では、うつ病の種類も多くなっています。
ディスチミア(ディスティミア)親和型といった変ったものも登場しています。
いずれにしましても、精神神経科や心療内科といった科を受診して早期発見が大事です。



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