本当は 怖い 家庭の医学 によせてトップ >  がん・悪性腫瘍関係ダイエット・消化器関連)  >  本当は怖い胸焼け〜食道がん

スポンサードリンク

カスタム検索

2008年12月14日

本当は怖い胸焼け〜食道がん

食道がんの手術を受けて無事に回復して、藤田まことさん(75)が必殺仕事人で戻ってくるという喜ばしいニュースがありました。
「食道がん」は、本当は怖い病気ですよ・・・・
朝食でコーヒーを飲んだ時、胸のあたりがしみるような感じがするのです。時々感じる胸焼けと同じだろうと思っていましたが、その後も気になる症状が現れます。
(1)熱いものが胸にしみる(2)胸がチクチク痛む(3)食べ物がつかえる
(4)食欲がわかない(5)体重の減少(6)激しい咳(7)血痰
食道がんとは、食べ物を口から胃に運ぶ管、食道にガンができる病。
進行が早く癌の中でも悪性度が高いものです。毎年1万人が発症しています。
食道にガンが出来る原因の一つと考えられているのが、飲酒と喫煙です。
調査「1日お酒を1合半、タバコ20本」を30年間続けた人の食道がんの発生率は、両方やらない人の33倍という調査結果があります。
この患者さんの場合も、アルコールに含まれる化学物質やタバコに含まれるニコチンやタールなどが食道の細胞を刺激し続け、ガンを引き起こしたと考えられるのです。
香辛料を大量摂取し続けると食道の細胞を傷つけ、ガンを発生させ、塩辛いものや熱い物の大量摂取も危険因子と言われています。
コーヒーを飲んだ時の胸がしみるような感覚やつまみを食べた時の胸がチクチクする痛み。これは、食道に発生していたガンが粘膜をただれさせたのが原因で、胸に様々な異変を感じさせたのです。
しかし痛みや違和感をすぐに感じなくなったのはなぜでしょうか?
ガンでただれた粘膜が食べ物の刺激に慣れてしまうという「食道がんの落とし穴」が原因と考えらます。
体内で出来たガンが食道の通り道を狭くしてしまった場合、ガンは次なる症状「食べ物のつかえ」を引き起こします。
体重減少は、ガンの進行に伴う体調の悪化が原因ですが、食べ物がつかえることで食事が次第に億劫になることも一因でした。
激しく咳き込み、血痰を吐いてしまった症状は、大きく成長した食道がんが気管や気管支に達した証、つまり末期ガンの症状なのです。
呼吸不全を起こし、帰らぬ人となってしまいました。
食道癌の発生比率は、現在、男性6に対し女性は1ですが、女性でも、お酒とタバコを好む人の危険性は、決して低くありません。



トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 

本当は 怖い 家庭の医学 によせてトップ >  がん・悪性腫瘍関係ダイエット・消化器関連)  >  本当は怖い胸焼け〜食道がん

記事検索
★サイト内情報について★
本ブログ記事内の病気の症状、治療方法等の情報は、「朝日放送 最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学、みんなの家庭の医学、NHK ためしてガッテン」等の番組放映時に得た知識を内容に極力忠実に記載したものであり、該当する記載事項についての著作権は、番組運営会社に帰属します。