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2009年02月08日

本当は怖い頭痛〜髄膜腫とは

頭痛と倦怠感を訴えだした再婚した女性がいました。さらに異変は続きました。
(1)頭痛(2)倦怠感(3)突然、怒り出す (4)物忘れ(5)無気力 (6)痙攣
髄膜腫(ずいまくしゅ)とは、脳を包む髄膜の部分に腫瘍ができ脳を圧迫する病。
最悪の場合、死に至る事もある恐ろしい病です。
髄膜腫が出来る原因は判明していません。
年間約4000人の患者が発症し、40代〜50代の女性に多いといわれています。
この病は、腫瘍ができる場所により、手足の痺れや、視力障害など様々な症状が出る特徴があります。
髄膜腫の約4割は、前頭葉に出来るといわれています。
前頭葉は、人間の感情や行動を制御する役割をし、この部分の腫瘍は脳の圧迫から頭痛と、感情が不安定になるという症状を生じさせました。
前頭葉の腫瘍の場合、肉体的面より精神的な症状が多く出るため、うつ病と診断されてことがあり、髄膜腫の落とし穴です。
成長した腫瘍は、脳神経細胞を異常に刺激し、痙攣を引き起こしました。
髄膜腫は、良性のことがその多く、早い段階の手術で、命を失う危険性は多くありません。「うつ」に似た症状でも、長引く頭痛を伴った場合は、髄膜腫の可能性も疑うことが必要なのです。
脳腫瘍の早期発見には、MRIなどで脳を診断する脳ドックが有効です。
腫瘍が発見されても、早期であればガンマナイフといった放射線を当てるだけで腫瘍を比較的容易に除去することができます。

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