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2009年02月24日

本当は怖いタバコを吸う言い訳って?

喫煙歴30年の愛煙家。そんな彼は突然、呼吸困難に襲われます。
(1)咳、タンが出る (2)呼吸困難

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、喫煙が主原因で気管支や肺の組織が壊れ、肺が膨らんだまま動かなくなってしまう病です。まるで延びきったゴム風船のように。こうなると呼吸困難に陥ることは明白です。
患者の95%が喫煙者。喫煙者の約25%は、COPDになると考えられています。

実はタバコを止める事ができない原因は、単に意思が弱いという問題だけではなかった。
脳からは、ドーパミンやノルアドレナリン等といった神経伝達物質がTOPに応じて放出されています。
これらの物質には、幸福感を感じる、緊張を緩和するといった働きがあり、我々は平静を保つことができています。
タバコと脳との密接な関係とは?
喫煙によりニコチンが毛細血管の中に侵入して脳に到達すると、ニコチンが脳に代わって神経伝達物質を放出する命令を勝手に出してしまう働きをします。
この繰り返しにより、脳は喫煙をしないと、神経伝達物質を出さなくなる状態になってしまいます。脳自体がニコチンを求め続けてしまうのです。
ドーパミンなどが分泌されない脳は不安を感じ、その機能が低下。ストレスに支配され、喫煙しないとイライラする状態に。
喫煙を止めようとしても神経伝達物質が不足している脳の指令により、ついついタバコを吸ってしまうというニコチン依存症に陥ってしまう。
しかし、脳は、元に戻らないかといえば、実は2週間ほどニコチンを断てば、脳は喫煙する前と同じ量の神経伝達物質を分泌するようになると言われています。
一方、COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、発症すれば完治は難しい病気です。
最近は、禁煙外来も保険適用になり、気軽にチャレンジも可能ですし、禁煙グッズも良いものがあります。


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