本当は 怖い 家庭の医学 によせてトップ >  骨の病気・整形外科  >  腱鞘炎(けんしょう炎)に対する誤解

スポンサードリンク

カスタム検索

2012年03月28日

腱鞘炎(けんしょう炎)に対する誤解

腱鞘炎(けんしょう炎)で痛みがひどくて困っています。
こんな話をよく耳にしますね。
腱鞘炎の原因は、手の使いすぎ?  筋肉痛のヒドいもの?
そんなカン違いをしていませんか・・・・。
指を使わずに安静にしていれば治るなんて思うのは、大きな誤解です。
激痛ばかりか指が動かなくなることだって・・・・。
けんしょう炎は、女性の多く更年期や妊娠といった生理やホルモンバランスの変化に深く関わりがあるようです。

朝、手がこわぱり、動かしにくくなり、右手親指の付け根に痛みを感じるようになりましたが、家事を続けました。
騙しだまし使っているうちに、激痛を伴い、自由に指の曲げ伸ばしができないパネ指の症状が起こるようになったのです。
この方はけんしょう炎と診断され、手術が必要な深刻な状況でした。
腱鞘(けんしょう)とは腱を包み込むものですが、これがないと腱がうまく働かず力が指に伝わりません。
ところが、腱と腱鞘がこすれ何度も炎症を繰り返していると慢性化し、腱鞘の中の鍵が圧迫されてパネ指の症状が現れます。

手外科(てげか)」の専門医がいる医療機関で腱鞘炎は注射や手術で治すことができます。
手の使い過ぎが原因でなく、発症メカニズムが明確でない場合もありますが、女性で手の痛みを感じたら早目に対処したほうがよさそうです。

指先の関節が曲がったり膨らんだりして、針で刺すような激しい痛みに悩まされることがあります。
ヘバーデン結節という病気がNHKためしてガッテンで取り上げられていました。
指の関節に骨のトゲが出て、関節と関節の間にあるべき軟骨がなくなってしまう怖いものです。
骨と骨がこすれるために激痛が生じてしまいます。
リウマチなども関節に深刻なダメージを与える怖い病気ですが、痛みを身体の異常を教えるサインとして油断をしないほうがよさそうです。


トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 

本当は 怖い 家庭の医学 によせてトップ >  骨の病気・整形外科  >  腱鞘炎(けんしょう炎)に対する誤解

記事検索
★サイト内情報について★
本ブログ記事内の病気の症状、治療方法等の情報は、「朝日放送 最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学、みんなの家庭の医学、NHK ためしてガッテン」等の番組放映時に得た知識を内容に極力忠実に記載したものであり、該当する記載事項についての著作権は、番組運営会社に帰属します。