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家庭の病気

2007年11月07日

怒りと上手に付き合うには

NHKの「ためしてガッテン」を見て。

怒りのきっかけになるのは、脳の「扁桃体(へんとうたい)」という部分です。
何かイヤなことを察知すると、脳はノルアドレナリンを分泌するよう命令し、その作用で心拍数や血圧の増加などの体の変化が起こります。ノルアドレナリンは、怒りのホルモンと呼ばれています。

怒りを感じた場合、よく八つ当たりをする人がいますが、これは効果的ではないとのこと。
(エピソード記憶の作用の関係で)

「自分への言い聞かせ」をすることにより、怒りがエスカレートするのを防ぐことができる。お坊さんの場合、怒りをコントロールしていました(認知的再評価)。
これは、凡人には難しいかも・・・

怒りの本来の目的は「警告」だと考えられていると番組で言っていました。
サルの実験で、怖がっている顔の場合は、その警告が「相手に伝わった」と感じ、攻撃をしないという映像がありました。

アサーションとは怒りのコントロール法として取り入れられている手法です。
ムッとしたらどんな形でもよいので一呼吸おいて、自分がどのように感じているかその気持ちを「私は…」の形で相手に伝えることで良い方向に導くようです。
「あなたは…」で話すよりも、攻撃に移りにくく、怒りの本来の役割である「警告」でとどめることができるのだそうです。

「主人在宅ストレス症候群」などもこうした方法で解決できるかな?
怒りは身体にはよくないですよね。


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tomo9000 at 22:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年02月13日

解熱剤は使ったほうが良いって、本当?

解熱剤は使ったほうがいいって、本当ですか? 
知らないと、恐いことになりますよ、その家庭医学の常識は。

「風邪や扁桃炎、肺炎など病気が重いほど熱は普通高くなる。
熱の、高さは、病気のおもさのバローメーターといえる。
だから解熱剤で熱が下がると、病気がよくなったような気になるにも無理はない。

しかし、解熱剤がもとの病気を良くすることはない。
それどころか、逆に病気を悪化させる場合さえある。

ウイルスや細菌など病原体が身体に進入したとき、
これを排除しようとする作用の一つとして発熱や炎症反応だ。

その反応を解熱剤で抑えるとウイルスや細菌はかえって勢いを増して、
病気の治りが遅くなる可能性がある。

熱や痛みで睡眠が妨げられて体力を消耗しやすい場合などに限って、
体温を一度程度下げるぐらいに効かせるのが安全だ。」
(医薬ビジランスセンターJIP 所長の新聞記事を一部引用)

自分の子供が熱を出して苦しい様子を見るのはつらいものです。
だからと言って、すぐ解熱剤を使うのは危ない場合も。

インフルエンザにかかっている患者に解熱剤を使うのは
脳炎・脳症になるリスクが高まるという報告があります。
高熱は、もっと恐ろしい病気の初期症状かもしれません。

やはり安易に素人判断で解熱剤を多用することは避けたほうがいいでしょう。



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tomo9000 at 14:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

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